東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言をきっかけに日本企業のコンプライアンスは新たなステージに入ったと思います。世界標準の価値観とは無関係にあくまで日本流の価値観で行くべきだという人もおられ反発も出ていますが、世界で仕事をされ、世界の顧客を相手にされる企業はそれでは許されない状況の中で生きていることを厳然と見せつけられました。ずっとグローバル企業のコンプライアンスはグローバルな視点で考えるべきだとアドバイスしてきました。森発言で潮目が変わった今、企業内でこれからの自社のコンプライアンスについて議論されることを強くお勧めします。そのポイントは、企業の社会的責任と企業価値の維持だと思います。
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