ジャニーズ事務所と損害保険ジャパンの長時間会見から見えてきたもの

時代の風は「応報刑」~加害側が同量の血を流さないと収まらない

ジャニーズが4時間、損害保険ジャパンは3時間半とデスマッチのような記者会見が続きました。いずれも会見までの時間的な余裕はありましたから準備は十分にしたはずです。特に1時間が目安になっていた会見時間を質問がなくなるまで延ばすことで、誠実な姿勢を見せようとしたと思われますが、その効果は出ませんでした。それはテクニカルな記者会見パフォーマンスをいくら飾ってみても問題の本質を正面から捉えていなければ意味がないからです。この課題を解決しなければ毎回消耗だけが残る記者会見を繰り返すことになります。時代の風を読み解きながらこのテーマを考えてみたいと思います。

 

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